10年
日々、新しい道具が作られています。
あるものは大ヒットし、あるものは日の目を見ずに消えていく。
そんなニュースをお知らせしてくれるWebサイト「gizmodo」に面白い記事が載っていました。
「初代」のiPhoneのレビューです。
10周年を迎えたiPhoneに敬意を払って、初めてそれが世界にうまれた時の記事を改めて掲載する、ということです。
空前の大ヒットで、いまやスマートフォンの代名詞と言ってもいいくらいの存在です。
生活に浸透していますし、無くてはならない道具といっても差し支えないモノだと思います。
ですが、デビューのときは今とは大きく違っていた。
不便だったのです。
接続できるネットワークの質やカメラの性能が低く、
インターネットのウェブサイトはほとんどが「スマホ未対応」でした。
でもそれを補ってあまりある魅力がiPhoneにはあった。
だからすげえ、となったのです。
それに引き換え、最近はiPhoneがアップデートするたびに「この程度か」と失望したりして、もともとすごかったiPhoneのことを評価しにくくなりつつあります。
gizmodoの10年前の記事を読んで、「長年連れ添った妻の初めてデートした日のことをふと思い出す」っていうのは、こういうような気分なのかな、と思ったりしました。
残念なことに、私は独身なのですが…。