Pythonにヤらせて
Twitterで流れてきたのか、SmartNewsで取り扱われていたのか、わかりませんが、
最近、そのタイトルに一瞬で心惹かれた書籍がこちら。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
- 作者: Al Sweigart,相川愛三
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まだ発売から1週間とすこし、くらいですね。
コンピュータをやる意味って、やっぱどれだけ人間がラクをするか、だと思っていますので、このタイトルにはすごく、感じるところがありました。
で、結構お値段がします(4000円くらい)ので、内容はどんなもんかな、って思ってすこし調べたところわかったことがありました。
・英語版の翻訳、であること
・もとの英語の著者はWebサイトで動画で内容を公開していること
なので、早速その動画をみてみました。これは自慢ですが英語がすこしわかるので。。。
リンクはレッスン1ですが、全部で15レッスンあります。いちおう、全部拝見しました。Youtubeは他にも楽しい動画がたくさんあるので、脳内には「他のもっと刺激的な動画見ようぜ」と語りかけてくる佐藤がたくさんいて…どっちかというと(他のもっと魅力的な動画を見ずに)これを観ること、に集中するほうが大変でしたね。
内容は… ヘボプログラマーの私ですが理解できました。100%。
英語がわからなくてもプログラマーなら理解できます、断言します。
それくらいの内容しか、上記の動画には入ってないと思います。
で…結論なのですが、結局、動画を観ても、書籍を買わないといけないと思います。
なぜなら、タイトルにある「退屈なことはPythonにやらせよう」の内容は、動画をみただけでは実行できないからです。
「15レッスンの動画の内容 ≠(ノット・イコール) 書籍の内容」です。
動画が教えてくれるのは基本的なルールのみ(IF文の書き方、配列の使い方…)で、実際に、退屈なことをやらせるための具体的なコードは一切ありません。
動画を観てきっちり復習すれば「Pythonを動かすことができる」ようにはなりますが、「Pythonに退屈なことをやらせる」のは無理です。
その先に、「(Pythonに)ブラウザを開かせる」とか「(Pythonに)検索窓にエロ動画サイトのURLを入力させる」「(Pythonに)お気に入り女優の名前で検索させる」「(Pythonに)動画のダウンロードボタンを押させる」…などの動きを実現するための細かいことが動画の中には含まれていないからです。
残念です。頑張って本を買いましょう。
追記:
どうやら学習サイト?のUdemyというところで、ほぼ全ての内容が観られるようです。
上記のYoutubeの内容は40%くらい?でしょうか?(書籍を読んでないのであてずっぽうです)
いちおうそのリンクも貼っておきますが、現在1200円かかるそうです。
英語の動画を観るのに1200円出すのと、日本語の書籍を読むのに4000円。
どちらをとるかは…なやみどころですね。
ただ、チャプターリストを見ると
エクセルスプレッドシート、PDF、ワード、CSV、JSON、
Eメール送信、キーボードとマウスをGUIオートメーションで動かす…
なんていうキーワードが出てきてますので、事務処理をたくさんしているお仕事の方、なんかは、かなり有用なんではないか、とふんでいます。
買っちゃおうかな…。