大げさに言うと人は変わっていくのだ(ポエム)

映画を見てきました。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス。

 

前作から3年もたってるんですね。細かく言っても2年半は経っているんですね。

 

内容的には、正直…前作ほど、ノれなかった。

そしてそれは…映画自体がつまらなくなった、というよりは受け手側の私のほうが変わったという、嬉しい変化なのではないかと思います。

 

そもそも、私はひとなみ以上には映画を見ていますし、宇多丸さんとか町山智浩さんとかのラジオを聴いたり、「みんなのシネマレビュー」というサイトで人の批評を読んだりして、映画を見ただけで終わりにせず、鑑賞し尽くすタイプ、なんです。自分の部屋で大画面で見るためのプロジェクターも買いました。これは7万円くらいするそれなりのものです。

なにが言いたいか、というと、それくらい映画が好きということです。

 

ただ、そうして、話題の映画を追いかける、というのも、そろそろ終わりが近いな、という感覚を、今回映画館に行って、覚えました。

 

別に、一流スポーツ選手でもないし、「映画鑑賞の趣味を終えて、普通のおっさんに戻ります!」なんて言いつつステージにマイクを置いたり、あるいは、記者会見を開いて涙ながらに発表をするような…そんな大げさなことではまったく、無いのですが。

過去のある時期には確かに自分の中にあった、映画に対してたかぶる気持ちが、なんか薄れつつあるなぁということを、感じたんですね。

映画ってワクワクするし、ドキドキするし、僕はビビリなので、映画の、ためてためて…ドン!みたいのもすごい反応(びっくり)するので、かなり映画という娯楽を楽しむ能力の高い人間、だとは思うんですね。作ったひとの思惑にきっちり乗れるタイプ、というか…。

 

でも、どうやら、そろそろそういうフェーズも終わりですね。

 

だって、映画を観るのって、ただ消費しているだけ、なんですよね。

映画好きが高じて、作る側に回った人、とか、映画の感想を述べるのが人気が出て、映画批評のプロになった人、とかであれば別ですが…

自分はそこまで映画に対してアクティブにはなれない。

 

今は、「座って映画をみる」ということよりもワクワク出来る何かに向かっていきたいと思います。

 

ま、とはいえ、今後、一生、映画をみなくなる、ということでは無いと思いますが…

 

今後は、映画を観る、ということは、前ほど優先しなくても、辛くないだろうな、とそう思ったのでした。